患者さま・一般の方へ
人工透析のご案内
人工透析のご案内
当院では、月~土曜日の6日間、二部構成にて透析患者さまを受け入れています。
患者さまが安全な環境のもとで快適に透析が受けられるよう、また、より良い医療が提供できるよう、スタッフ一同日々の努力を重ねてまいります。
透析スケジュール
月・水・金曜日または火・木・土曜日で行っております。(それぞれ二部構成)
※夜間透析は行っておりません。
※日曜日、1月1日は、休診となります。
開始時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
8:30~ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
14:00~ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
設備
- 透析ベッド12床(液晶テレビ付き)
- 更衣室、ロッカー完備
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治療内容
血液透析療法(HD)、血液透析濾過療法(HDF)を主に行っております。
その他の血液療法については、お気軽にお問い合わせください。
PTA(経皮的血管拡張術)、再建術、長期留置カテーテル挿入術などの手術も可能です。
その他
- 入院透析も可能です。まずは、お電話にてご相談ください。
- 送迎は行っておりませんので、ご了承ください。
旅行透析・臨時透析をご希望の方
ご旅行や帰省、出張等で一時的な透析治療をご希望されている方につきましては、臨時の透析治療を随時受付しております。かかりつけの先生にご相談の上、まずはお電話ください。
透析日時についてもお気軽にご相談ください。
※透析ベッドの空き状況によりましては、お受け出来ない場合もございます。
問い合わせ・ご相談
人工透析についてのお問い合わせは、下記までお願いいたします。
Tel. 042-626-1144(代表)
【外来のご相談】 透析室
【入院のご相談】 医療相談室
バスキュラーアクセス ・ バスキュラーアクセストラブル
バスキュラーアクセスについて
血液浄化の治療には、『バスキュラーアクセス』という血液の出入り口が必要となります。
バスキュラーアクセスには、以下のような方法があります。
- シャント
動脈と静脈をつなぎ合わせて、血液量が豊富な太い血管をつくる手術を行います。
動脈の血液を静脈に流すことで、静脈の血管を発達・太くさせます。それにより血流量が確保され人工透析が行いやすくなります。
透析患者さんの95%がこの方法で透析をしています。
- 動脈表在化
腕の深いところにある動脈を皮膚のすぐ下に持ち上げます。
シャント手術が困難な場合や、心臓の機能が悪い方に適応となります。
- 人工血管
シャント手術や動脈の表在化が出来ない場合に適応となります。
手術直後から使用が可能ですが、人工物を身体の中に入れるため、感染を起こす可能性があるなどのデメリットがあります。
- 長期留置カテーテル
シャントや人工血管を作れない方に入れる管(カテーテル)です。
透析のたびに針を刺さなくて済むという利点はありますが、常に身体から管が出ている状態となるため、注意が必要です。
バスキュラーアクセストラブルについて
シャントに使用した静脈は、過剰な血流や、日々の透析での穿刺・止血の繰り返しにより、次第に狭くなって(狭窄)いきます。血管狭窄は、シャントの閉塞や脱血不良などを引き起こし、血液透析の継続が難しくなります。
血管の狭窄部に対する治療として、『PTA(経皮的血管拡張術)』があります。PTAとは、血管内の狭窄部にバルーンカテーテル(カテーテルの先端に小さな風船がついたもの)を挿入し、そこで膨らませることによって、血管を拡張させる方法です。
なお、シャント静脈が閉塞し血流が停止してしまうと、PTAでの治療は難しく、外科手術での血栓除去や血管形成、シャントの再作成が必要となります。
外来診療について ・ お問い合わせ
小松医師(内科)、井上医師(内科)、小島医師(内科)、横山医師(外科)の外来担当日に受診し、ご相談ください。
外来担当日は下記の通りです。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
午前 | - | - | - | - | - |
1・3・4・5週 井上 2週 小松 |
午後 |
小松 14:00~ 井上 14:30~ |
小島 予約制 |
- |
- |
小松 1・3・5週 横山 |
≪受付時間≫
午前 8:00~12:30 ※午前は受付のみ可能
午後 13:00~16:45
≪診療時間≫
午後 14:00~ ※月曜の井上医師は14:30~