当院では、脳神経外科外来にて、ボツリヌス毒素製剤を用いた治療を行っております。

ボツリヌス毒素製剤による治療とは

ボツリヌス毒素を局所へ注射し、筋肉のけいれんを抑える治療です。
効果は3~4か月程度持続します。
根治治療ではなく、継続的な治療が必要となりますが、安全性が高く、高齢の方、全身状態が悪く手術が難しい方や、手術後の再発などに有効です。

※症状によりボツリヌス毒素製剤での治療適応とならない場合もございます。
※当院では「シワ取り」など、美容外科領域での診療は行っておりません。

ボツリヌス毒素製剤での治療適応となる主な症状

当院で対応可能な症状は下記のとおりです。

眼瞼痙攣(がんけん けいれん) ※まぶたのけいれん

眼瞼を閉じる筋肉(眼輪筋(がんりんきん)といいます)が過剰に緊張して、開きにくい状態のことです。

  • まぶしい
  • 目が乾く
  • 目を開けていられない
  • 目の周囲がピクピク動く

といった症状が現れます。

顔面痙攣

片側顔面けいれんとも言われます。
最初は片側の目の周囲のけいれんから始まり、片方の顔の筋肉、表情筋(頬や口の周り)、さらに首の前にある筋肉に痙攣が広がることもあります。
ストレスや精神的な緊張で症状が強く出ますが、進行すると痙攣の時間が長くなり、目が開けられなくなったり、口が曲がったような状態になることがあります。

外来診療のご案内

気になる症状のある方は、下記外来日にご来院ください。

 
午前小松原小松原丸山
午後

 

小松原丸山 

≪受付時間≫
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 午後 13:00 ~ 16:45

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